日本拳法家 心理カウンセラー タテケンのブログ  - 2009/07

日本拳法を中心に格闘技について




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2009年07月06日(Mon)▲ページの先頭へ
46歳7か月の挑戦
昇段試験は、朝10時から始まる。

しかし、少しでも練習をしておきたいので、午前9時に集合した。

三段に受験して、コケ負けして、落ちた2年前。
あの時は、緊張から前夜は一睡もできなかった。

「タテケンさん。動き悪かったですね」

「怪我してたのですか?」

道場仲間が心配してくれたが、

「まあ、俺の実力はこんなものでしょう」

と、言っておいた。

「睡眠不足で体が動かなかった」

そんな言い訳が、喉まで出かかったが、それを言っちゃー御仕舞よ、な、フーテンの寅さんの心境だった。

そして今日。
昨夜は5回ほど目が覚めてしまったが、寝てない訳ではない。
体も重いという感じはしない。


オリンピックや世界選手権で勝つような選手は、必ずどこかを怪我しているものだ。
それを織り込み済みで、最高のパフォーマンスを発揮したものが勝つ。

たまたま運よく、調子が良い日に昇段審査を受けて、勢いで合格して本物といえるのだろうか?
少々の体調不良でも合格するぐらいでなければ、本物の実力とはいえない。

そうなのだ。
2年前の私は、落ちるべくして落ちたのだ。


御茶の水にある某大学のリバティタワー。
地下2階にある、体育館へと私たちは降りて行った。

地下2階の体育館が、着替え場所になっていた。
入るとすで、どう見ても私よりも20歳は若い、若者たちがマッチョな体をさらけ出し、道着へと着替えていた。

「タテケンさん。血糖値あげておきますか?」

今日、形審査の相手をしてくれるKRくんが、チョコレートをくれた。

「おお!ありがとう!」

チョコレートを口に含み、道着に着替えると、めらめらと下の方から何かが上がってくる感じがした。
昔からそうなのだが、ここ一発のとき、私の体は、下の方からめらめらと何かが上がってくるのである。

それは恐らく、アドレナリンなのだろう。


「よし!やってやるぞ!」

私は、道着に着替えて、昇段審査が行われる地下3階体育館へ続く、階段を降りていった。
口の中に残った、チョコレートの香りが、アドレナリンを増幅してくれる感じがした。


2009年07月04日(Sat)▲ページの先頭へ
46歳7ヵ月の三段挑戦
2年前。
私が三段を落ちた半年後。

35歳(だったと思う)の道場の後輩が、見事三段に合格。

これが嬉しいかった。

彼も私と同じように、社会人から日本拳法を始めた。
そして、私と同じ道場で強くなっていった。

他の後輩も、どんどん強くなっていく。

数人が初段に受かり、二段に受かるのも出てきた。
そして、三段に受かる者も・・・。

しかし、昇段する者は20代、そして30代前半。

三段に受かった者は、大学時代に日本拳法二段を取っている。

そんな状況で自分を顧みると、今年6月28日の段階で、46歳と7ヶ月。

それで、男性ホルモンが耳から垂れてきそうな、現役の大学生体育会系を相手に試合をして勝たなければならない。

無理か?
不可能か?

「タテケンくん。もういい加減歳なんだから、指導に回ってくれ。
 やっばり年取ると、体にくるぞ。俺も最近、膝が痛くなってきた」

と、館長の親心の囁き。

「ケンさん。もう充分実力があるからええやんか。
 それに、推薦で段もらった方が、お金もかからんで」

K師範の悪魔のささやき。(関西弁)

悩む私に喝入れてくれたのは・・・

初段、二段、三段に昇段していた、道場の後輩たちだった。

入門したてはあんなに弱かった奴らが、試合では自衛隊員や機動隊員と互角に勝負し、時には勝つ。

「そうだ。俺は普段から、こんな奴らと練習を積んできたんだ」

そう考えてい時、さらに強力な助っ人が現れた。

Iくんが、私の所属する道場へ入門して来たのである。

Iくんは現在、金融機関に勤める社会人。しかし、数年前の大学時代には、団体戦で日本一を取っている猛者。

もちろん、彼と戦っても私は全く歯が立たない。
コケ負けが、続いた。

しかし、髪の毛が立つぐらいは私の技が利き始めた。

「これたけのメンバーと練習をしている以上、そう簡単には負けない。
 俺に勝ちたかったら、スーパー・サイヤ人でも連れてこい!」

そして、昇段審査の日を迎えたのだ。


   




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私は現在48歳です。79kgありましたが、63kgへダイエットして日本拳法をはじめました。

通勤時間3時間40分の多忙なサラリーマンですが、自分のペースで日本拳法を続けていきます。

2009年6月28日、ついに三段を取りました。

カレンダ
2009年7月
     
 

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