うつから脱出したシンクロニシティ

私がうつから脱出したきっけは、シンクロニシティでした。

2006年06月01日(Thu)
うつから脱出したシンクロニシティ
うつ、鬱、欝・・・。

「鬱だ氏のう」などと、2ちゃんねるでかかれるず〜っと前。
2ちゃんねるはおろか、あめぞうもないころ。
インターネットも無い。パソコン通信の時代。

うつ、鬱、欝・・・。こんな状態になると、どうしようも無かった。

今、インターネットがある時代は、なんと便利なのだろうかと思う。

当時は、テレビ、ラジオ、雑誌、新聞、書籍などしか、情報源がないのだ。

社会的風潮も、「身を粉にして働く」のが美徳とされていた。

「○○が仕事中倒れた。救急車で運ばれた」

そんなウワサが、美談として流れてきた。

うつ、鬱、欝。こんな言葉もない時代だ。
私の周りにいた人間は、私に対して情け容赦なかった。

「使えないな」

「まったくお前は、センスがないなぁ〜」

「能無し」

「バカタレ」

毎日毎日、罵倒、恫喝された。

だけど、私はそれが当たり前だと思っていた。

「俺はなんて、まだまだ」
「俺はまだ使えないんだ」

そう、自分を責めてばかりいた。

そして、毎日に終電まで働く激務。
定時に帰ろうとすると、怒られる。

「なんだお前、随分と余裕があるな」

と、仕事が増える。

「締め切りまでに、出来そうも無いですけど・・・」

「じゃあ、家でやれよ」

と平気で言われたものだ。

しかし、なぜか上司と先輩は、定時で帰ってもよい。
先輩というかね。

まあなんと言うか、派閥と言ったら判りやすいかな?

元からいた人たちと、後からSEになった人たちとは、
明らかに待遇が違っていた。

これ以上は、言えないが・・・。
いつかお話してみたい。

下手な人間ドラマ、ビジネス映画なんぞは、裸足で逃げ出す
アクの強さがある。

事実は小説より奇なりとは、よく言ったもんだ。

明らかな待遇の違い。
ぶっちゃけて言っちゃえば差別。

リアルタイムに自分が体験すると、色々なことが見えてくる。
人間のエゴや欲望。
SE時代は、人間の汚い部分を沢山見ることができた。

だから私は、心理カウンセラーになっちゃったのかも知れない。

子供のころからヒーロー者が好きで、弱いものいじめが
嫌いだった。
とくに、タイガーマスクが好きだった。

今、こうして思い返すと、うつになるのが当たり前の職場である。

人間の防衛本能が働いたのだろう。
差別する側、される側。
差別される側の社員は、全員いなくなった。
会社を辞めるか、転勤するか、もしくは、出社拒否になって
ひきこもりになった。

人間の無意識の力。危険察知能力。

スゴイもんだ。

私も、とっとと見切りをつけて、辞めてしまったほうが良かった
かも知れない。

でも、あそこで辞めていたら、得るものが少なかったように思う。

一人残り、

「使えないね」

「お前よりも、新人の○○のほうが使える」

「お前に、○○の仕事が出来るわけが無い」

こんな罵倒、恫喝、誹謗中傷に毎日耐える。
毎月、100時間以上のサービス残業。
出世の見込みは全くなし。8年間のSE生活で1回昇給しただけ。

自信を失って「仕事を辞めたい」といえば、

「逃げるのか?」

「お前なんて、他じゃ通用しないよ」

とか言われる。

いったいどうしろと言うのだろうか?

自分でこんなことを言うのも何だが、おかげで人の気持ちが
判るようにはなったと思う。

判らないまでも、判ろうとする努力はするようになった。

しかし、SEの仕事自体は好きだった。
人間関係は最悪だった。サービス残業ばかりで、儲からない仕事。
出世しないから将来の望みもない。

だけど、仕事内容は好きだった。

なによりも、お客様が素晴らしい方が多かった。

うん。そうだ。

お客様と話をするようになったのが、うつから脱出したきっかけ
だったように思う。

あれ?
違うかな?

実はその当時、私は色々なことに手を出し始めていた。

ある、とてつもなくショックな出来事があり、それから
おかしくなり始めた私。

鉛のように重たい体。
本当に重くて、重くてしかたがない。
意味なく、ふさぎこむ。
なぜか、イライラと神経が逆立ち続ける。
ふとしたきっかけに、突然、涙が出てくる。
将来のことを考えると、不安で不安でしょうがない。

なぜ?
俺はおかしくなっているのか?

SEの仕事が面白い頃には、

「俺が日本のコンピュータ技術を変えてやる」

とか思っていた。

「日本一のSEになる」

「世界へ進出するSEになる」

そんな風に考えていた時期もあった。

若かったなあ。
今もしもあなたが、当時の私のような若い気持ちがあるなら、
それを大切にして欲しい。

誰かが夢に見ていないと、それは現実とならないからだ。

私は、あることをきっかけに、将来が全く見えなくなって
しまったのだ。

言葉の怖さを知る出来事だった。

うつへとまっしぐら・・・。

うつを脱出したきっかけ?
いったい何だったのだろうか?

とにかく色々やった。
今のようにインターネットがない。情報が無い。

なんとなく、私の心に良さそうなものには、許される限りに
手を出した。

毎月ウン万円も月謝を払って、呼吸法の道場へ通ったこともあった。
某先輩か、「良いセミナーがあるぞー」といわれて、ウン百万円の
能力開発セミナーへ、危なく参加しそうになったこともある。

断ったら、その後の勧誘が凄くてますます、うつになった・・・。

それで、結果的にどうなったかといえば、やっぱり自分を
変えようとしたことが、うつを脱出したきっかけだと思う。

「自分の人生は、自分で切り開くしかない」

そう気が付いたのだ。

なぜ、そう気が付いたのかといえば、職場では私一人が
孤立していたからだ。

差別される側は、みんないなくなったからね。

誰も、私の味方になってくれなかった。

私を育て、可愛がってくれた上司や先輩もいたのだが、
これまた皆、転勤していなくなっていた。

四面楚歌とはこのことだ。

まず、私はこう思った。

「男なら、一人で戦わなければならない」

男尊女卑というわけではない。
私が男だから、たまたまそう思っただけだ。

「自分の人生は、自分で切り開くしかない」

それまでの自分とおさらばして、新しい自分になろうとした。

いや。そうじゃない。

本当の自分に戻るんだ。

SEになる前の自分に。
SEの人間関係に毒される前の自分に。

それが、きっかけだった。

「俺は、こんな人間じゃなかった」
「そうだ。俺はもっと前向きな人間だったはずだ」
「向上心だってもっていた」

自分の生活を振りかえってみた。
家族、友人との付き合いも、振り返ってみた。

そして、あるとき、目の前がパっと開けた。

将来の希望。
夢。
目標。

それが、私の目の前に、すぱーんと開けた。

よく舗装されたハイウェイのように。

最高に天気が良い。日本晴れ。
その中を、地平線までまっすぐに進むハイウェイのように。

そう
あれからだ。
あれから私は、うつから脱出できたのだ。

だぶだぶに緩んだビール腹に、おさらばだ!
六つに割れた腹筋
肩の筋肉を盛り上げろ!

16kgのダイエットに成功した。

子供のころから憧れていた武道も始めた。
日本拳法に入門し、新しい数々の世界を見た。
素晴らしい人たちともめぐり合えた。

すべては、あの瞬間。
目の前がパっと開けた。あの瞬間。

その後の私の人生。
『あの瞬間』が、何度も訪れるようになった。

心理学者はそれをシンクロニシティと呼んだりする。

去年も私に訪れた。だから、本を出版する事になった。

その瞬間は、誰にでもやってくる。

あなたにも、必ずやってくるはずだ。

おそらく、あなたにも何度も訪れているはずだ。

やっかいなことに、シンクロニシティを察知できるかどうかは、
その人しだいなのだ。

受信しできる人、できない人がいる。

よく「アンテナを張る」と言ったりする。

まさに、それなのだ。



去年のある会合で、医師とセラピストの方とご一緒させて
いただいた。

お二人から、こんな質問を受けた。

「どうして、うつから脱出したのですか?」

「よく耐えられましたね。どうやって耐えたのですか?」


ははは。

笑ってしまいそうだった。

えって、俺だって判らない。
判りはしない。
ぎりぎりだから。

、一つ一つ、記憶をたどった。

あの頃に書いたノートが、どうしても見つからない。

私が、あのノートを捨てるわけが絶対に無いのに。
人生を左右した、あのノート。
どこかに絶対あるはずだ。


うつ、悩みが消えたとき・・・本当にスッキリする。

今までの自分は、なんであんなに悩んでいたんだろうと、
思います。






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一つだけお願いです。周りの人との人間関係バランスを壊さないためにも周りの人には絶対に内緒にしておいてください。私も最愛の夫には内緒にしていますので^^;

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私は現在45歳です。79kgありましたが、63kgへダイエットして日本拳法をはじめました。

通勤時間3時間40分の多忙なサラリーマンですが、自分のペースで日本拳法を続けていきます。

今年は、三段を取ります。

カレンダ
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